お風呂のふた

お風呂のふた

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」いわゆる「品確法」が施行されたのが2000年のこと。
以降、戸建て住宅や分譲マンションは、高断熱・高気密などの「住宅性能」を謳うようになり、あわせて水回り等の住宅設備についても性能面で大きな進化が起こりました。

たとえば、2004年に登場したTOTOさんの「魔法びん浴槽(TOTOの登録商標です)」も、そうです。

4時間経っても2.5度しか湯温が下がらない!
追いだきしなくても、家族みんなが「あったか」で入れる!

そんな浴槽で育ってきた方々…、ときどき住宅性能体感世代、なんて言い方をしますが、
そんな皆さんにとって、一般的な浴槽の「冷めやすさ」は驚きだったことでしょう。

いや、賃貸住宅だってちゃんと「一般的な品質の浴槽」を入れてますよ!?
でもやっぱり個人で購入される方の「こだわりの浴槽」と比べると、性能の差がどうしても…!

ちなみに。

先述の魔法びん浴槽をはじめ、近年さまざまなメーカーから発売されている「高断熱浴槽」ですが、そうした高性能浴槽においても「風呂ふた」の併用は強く推奨されています。

だってあの面積が冷たい空気に触れていたら、いくら浴槽が頑張ったところでさすがにお湯も冷めるというもの。
風呂ふたは「あったか」を維持するための超重要アイテムなのです。

シンプルなものなら数千円で購入できますので、浴槽をあったかに保ちたい方は是非ふた導入を検討してみてくださいね。

ただ。

実はこの「風呂ふた」も、一般性能のものと高断熱のものに分かれまして、
その性能によって金額もけっこう変わるんですよね…。

たとえば、TOTOさんの高断熱風呂ふた「ラクかるふろふた」だと4万円くらいします。

……。

みなさんのお風呂にかける情熱の温度はどれくらいですか!?
いま、その情熱の熱量が(金銭的に)試される!!

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