廊下で鶏をさばいている

廊下で鶏をさばいている

社会のグローバル化が進めば、当然「住まい」の現場でも同様のことが起こります。
昨今は賃貸住宅にお住まいの外国の方もずいぶんと増えました。
そして、その入居率の増加と比例して増えているのが「文化の違いトラブル」です。

たとえば、そう。
日本のアパートには、共用廊下で鶏を捌く文化はないのですよね…。

いや、分かりますよ? 日本の賃貸のキッチンがあまりに「ミニ」だというご不満は。
しかし、その狭い空間をどうにか活用してみんな料理してるんです。
ですからどうか、料理は共用廊下ではなく自室のキッチンをご利用ください。ミニ過ぎてまな板を置く場所すらなくて泣いてる日本人だっているんですよ!!

…と、こちらの文化を一方的に押し付けるのもまた違いますしね。

国をまたいだ文化の違いをお互い認容しつつ、宗教や言語の壁を越えてトラブルにならない住環境をつくらなければならない賃貸管理会社さま・所有されているオーナーさまはとても大変だと思います。

「隣の部屋から決まった時間に謎の音楽が…」
「隣の部屋のにおいがスパイシーすぎて洗濯物が…」
「隣の部屋の人の電話の声がめちゃくちゃ大きくて…」
「隣の部屋、何人いるの?ってくらいいっぱい人が住んでるんですけど」

そんな電話も日常茶飯事です。ただ最近は、日本人の皆さんの”理解”も深まってきた(または慣れた)かな?という印象です。

とはいえ、ただでさえトラブルの起こりやすい集合住宅が、グローバル化によってもう少し騒がしくなりやすくなっているのはひとつの事実。
賃貸管理会社の皆様に代わって入居者様のお電話を受け付ける私たちプロコール24が、少しでもその大変さを減らせていたなら幸いです。