にちりつ
にちりつ
賃貸管理会社様に代わって、賃貸住宅にお住まいの皆さまからの電話を受け付けるコールセンター「プロコール24」には、毎日のようにエアコン故障のお問い合わせが入ります。
当然、製造・設置から時間が経った製品ほど故障が多くなるわけで、
今回のお電話のエアコンも10年選手だったのですが…。
そうですか、「日立」の表記、読めませんか。
確かに「HITACHI」表記が増えましたが、漢字表記もけっこう見かけるんですけどねー。
ほら、twitterのアカウントも「日立製作所」ですし!
https://twitter.com/Hitachi_Japan
ちなみにエアコン、賃貸不動産業界では10年を過ぎた製品の故障だと、
けっこうな割合で「修理」ではなく「交換」になります。
いえ、もちろん使おうと思えば15年、20年と修理しながら使えるのですが、
その際にネックとなるのが「部品」の問題。
エアコンはおおむね10年程度が寿命とされており、
各メーカーも「設計上の標準使用時間」として10年程度を提示しているのですが、
実はメーカーがエアコンを構成する「部品」を確保しておく期間も、この「標準使用時間」を基準にしています。
つまり、製造から15年・20年と経ったエアコンが壊れた場合、
修理用の部品を10年間しか確保していないために、
「修理したくても部品がない!!!」
という状態になりがちなのです
たまに入居者様からも「修理すれば使えるんだろう? もったいない」みたいなお言葉をいただくのですが、
部品問題でなおせない場合は交換することも已む無しです。
一方で、壊れさえしなければ(または部品があれば)15年・20年でも使用可能。
SDGsが叫ばれる昨今、賃貸のエアコンも皆さまぜひぜひ丁寧に使ってあげてくださいね!