なぜそんなところから「こんなもの」が【4コマリメイク】

なぜそんなところから「こんなもの」が

賃貸住宅のお風呂のトラブル、というといくつか思い当たるものがありますが、
「排水の流れが悪いです」「排水口が詰まってしまいました」というご連絡は特に多くいただきます。

そうした場合、まず確認するのが、

「詰まりの原因になりそうなものを流していませんか?」
「排水口・排水管のお掃除をされましたか?」

という2つなのですが…、まさかですよ。

「排水口の掃除をしていたら、歯ブラシが出てきました」

いや逆ゥ!! 確認項目の真逆ゥ!!!

っていうか、どうして歯ブラシなんていう「詰まりの原因になりそうなもの」が詰まった状態でいままでご無事で?
しかも2本目。2本詰まってるって相当ですよ!? 聞いたことないわ、2本目が出てきましたっていうセリフ!

どうやら入居者様、お掃除好きだったみたいなので、それが良い意味で発見を遅らせていたのでしょうか。
ひとまず今回の「2本目」で、今後の排管詰まりリスクは大幅に軽減されたことかと思います。しばらくは大丈夫でしょうが、将来トラブルが発生した際は改めてご連絡ください。

ちなみに。

お風呂の排水トラブル、多いのが「浴槽の水が、栓を開けても流れていかないんです」というご相談です。
で、大抵はパイプユニッシュ等の配管洗浄剤をお試しいただいています。それでも改善されない…とお電話をいただくんですね。

そんなとき、お試しいただきたいのが「洗い場側の排水口の洗浄」です。

実は、大抵のユニットバスでは、浴槽側の排水口は洗い場側の排水口につながっています。
洗い場の排水と浴槽の排水は、洗い場の下で合流してから排水管に流れていくんです。
つまり、洗い場側の排水口まわりが汚れ・髪の毛等で詰まっていると、必然的に浴槽側の排水も流れていかない、というわけですね。排水口が違うので別々に考えてしまいがちなのですが、おおもとになるのが洗い場側ですので、こちらの掃除で浴槽側が解決することもしばしば。お困りの際は是非お試しください!