温風が出ない

< 温風が出ない >

いや、「このままだと風邪ひいちゃうんでスーパー銭湯行ってきます、料金負担してくださいね」とか言われるよりずっといいですけどねーーー!(あり得るのが困る)
ぜひぜひ暖かくしてお過ごしいただけたらと思います。

さて。

冬場によくお電話いただくのが「霜取り運転」にまつわるお電話です。
温風が出なくなることから「故障では!?」とご連絡いただくのですが、霜取り運転はたいていのエアコンに用意されている運転維持の機能で、各メーカーもWEBサイト等で「温風が出ない=霜取り運転かもしれないのでご注意ください!」というアナウンスをたくさん出しています。(きっとメーカーさんのコールセンターさんもたくさん電話を受けるのでしょうね!)

ざっくり仕組みを説明しますと…、

1.暖房をつかうと室外機が冷える

2.室外機が冷えすぎると「霜」がつく ※雪みたいな氷がいっぱいついた冷凍庫をご想像ください

3.霜がつきすぎると、その霜のせいでうまくエアコンが動かなくなるので、室内に送っていた熱を室外機にまわして霜を融かそうとする ※これが霜取り運転

4.3と同時に室内の温風が止まる。誰かにどうにかしてほしくなる。

…こんな具合です。
つまり、霜取り運転とは、「このままだと霜がつきすぎて温風が出せなくなるから、そうなる前に一時的に温風を止めて霜をとかそう!」という、エラー防止・故障防止のための機能なのですね!

だから…、はい、もう、これは、仕方ないんです。
エアコンの暖房って、とにかくもう、そういうふうになってるんです。

寒い日の暖房はなぜか途中で止まる。そういうものなんです。
故障どころか、故障を防ぐために止まる。そういうものなんです。

一応、その仕組みも解説すると…、そうですね、根幹は「熱交換」というエアコンの仕組みそのものです。
熱交換のイメージはシーソーです。室内機側の熱と、室外機側の熱とをシーソーの両端に乗せて、それぞれのバランスを変えることで、室内を暖かくしたり涼しくしたりする、それがエアコンの基本概念なんですね。
図解するとこんな感じ?

内:25度 ―― 外:25度

↓ 暑いから18度にしよう!(7度変えよう!)

内:25度-7度 ―― 外:25度+7度
内:18度 ―― 外:32度

ほら、部屋が涼しくなりました。その代わり、室外機からはめっちゃ熱い風が出ています。夏の室外機まわりは暑い…、覚えがありませんか?
で、これを冬場にやります。

内:5度 ―― 外:5度

↓ 寒いから18度にしよう!(13度変えよう!)

内:5度+13度 ―― 外:5度-13度
内:18度 ―― 外:-8度

部屋は暖かくなりました。…が! 室外機はマイナス8度! 氷点下なのでどんどん水分が氷になります! 室外機に氷がくっつきます! このままじゃ動かなくなる!

→ 温風を止めて、室外機に氷がつかないようにします。これが霜取り運転です。さすがに入居者様に毎回ここまでご説明するわけではございませんが、プロコール24のオペレーターはみんなこの仕組みを理解したうえで、入居者様にご納得いただけるようご案内をしております。

ですから、冬場の霜取り運転のお電話に飽き飽きしてらっしゃる不動産管理会社様、安心してお任せください。来年の冬は私たちが懇切丁寧にご案内いたしますよ!

ふつうのおでんわ

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