騒音はどっち?

騒音はどっち?

受忍限度

ひと昔前は「騒音」「振動」「悪臭」などのトラブルにまつわる言葉でしたが、
最近はSNSでの誹謗中傷問題などでも登場するようになり、世間での認識が高まりましたね。

個人の感覚は人それぞれ。
同じ音を聞いても「うるさい」という人もいれば「気にならない」という人もいます。
そうした”感覚”の訴えに対し、公正な判断をするために用いられるのが「一般に我慢できる限界」を示した「受忍限度」というものです。

受忍限度はケースバイケースな部分もあるため正確な値は示せないのですが、音の場合は一般に、

・日中:常時50デシベルを超える
・夜間:常時40デシベルを超える

そんな大きさの音がしていると、受忍限度を超えている、と判断されると言います。
逆に言えば、この受忍限度を超えない音に対して「うるさいから損害賠償請求する!」と言っても、請求は認められないのですね。

さて、そのうえで、今回のケースを見てみると…、

うーん…、この音楽の大きさ、ヤバくね?

私たちは賃貸管理会社の皆様に代わって「入居者様のお困りごと」を伺うコールセンターではあるのですが、受忍限度を超える音に困ってるの、お隣の入居者様のほうじゃないですかね…?

前の記事

清掃員