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2022.11.22

【特別インタビュー】賃貸管理会社の最優先事項! 繁忙期 対策が年2回の大きな 離職危機 を救う

忙しい中、気づいたら社員が次々と消えていく…。賃貸業界においては、入居者だけでなく「社員」の入れ替えも起こりやすいという、春の引っ越しシーズン。 社員定着のための方法を、オーナーズエージェントのコンサルタント 金井俊樹さんに聞きました。(インタビュアー:岡部恵子)

  • 金井 俊樹

    オーナーズエージェント株式会社 コンサルタント

    新卒で賃貸管理会社に就職し、その経験を糧にコンサルタントへ転身。経営者や現場責任者の抱える賃貸管理の悩みに対し、実務者の視点から一緒に知恵を絞り、解決へと先導する。

これから年末にかけて、管理業界は退職が増える時期だと言われていますね。

金井:年末退職が多いのは一般企業も同じですが、管理会社では年末より少し早めの時期、そして年度初めの4~5月に退職者が多くなる傾向があります。

その理由として考えられるのが、1~3月の繁忙期。春の引っ越しシーズンは、とにかく管理会社にとっては仕事量が格段に増える時期ですよね。
ただでさえ通常時の仕事量が多いのに、この時期は残業や休日出勤がさらに増えますし、加えて言えば、仲介会社の営業さんのように、契約件数に応じて「歩合」が期待できるわけでもない。金銭的メリットの乏しい中で業務量だけが増えるのですから、多くの社員が疲弊してしまいがちです。

「あの忙しい時期を迎えたくない」と思う方が繁忙期前に退職し、そして繁忙期の後には「忙しさに疲れた」といって頑張っていた方が退職していく。繁忙期を挟んで前後に2回、危険な人材損失のタイミングがあるわけです。

私も新卒で管理会社に入社して、最初の繁忙期はやっぱり衝撃的でしたし、正直、体力的にも精神的にもキツかったですよね。

繁忙期にはどのような仕事が増えるのですか?

金井:とにかく人の動く時期ですから、「契約」「解約」にまつわる業務が極端に増加します。
年間の部屋の解約率は入居者全体の約15~25%といわれていますが、そのすべてが12ヶ月とも同じペースで起こるわけではありません。おそらく多くの管理会社で、全体の4割近くの契約・解約が2~4月に集中しているのではないでしょうか。

仮に1000戸を管理していて解約率が20%だとすると、年間の解約数(=新規契約数)は200件となり、12ヶ月で等分すれば毎月16件となりますが、しかし、2~4月に40%の80件、残りの5~1月に120件が割り振られるとすると、通常月(5~1月)が13件、2~4月は月26件というバランスになってしまいます。

つまり、繁忙期の業務量は通常月の2倍に増えるわけです。少人数で運営していることが多い管理部門にとって、この件数の増加はかなりの負担です。しかも、その起点となる解約受付業務は、連絡者(賃借人)の本人確認から破損個所の確認、注意事項の通知、退去立会日の日程調整…と、確認事項が膨大で1件の電話だけでも10分以上はかかりますし、業者のスケジュール確保・発注など連動する作業が多い。1件1件にかなりの時間を取られることになります。

※プロコール24を利用する、とある賃貸管理会社の2019年の実績。契約数としては3月が突出しているが、その手前の1月・2月には同数の解約受付が発生していることになる(2020年以降はコロナ禍でイレギュラーな繁忙期となったため2019年のデータを使用した)

退去をされる方の対応に時間をとられてしまうのですね。

金井:それだけならいいのですが、入居直後の入居者対応も問題となりがちです。
解約のやりとりを終えた部屋は、仲介会社からの依頼に応えて最速でリフォームや原状回復を進めていきますが、業者さんも繁忙期なのでヌケが出がちです。そうすると、契約・入居後の「不具合対応」が増えます。リモコンがない、ガスコンロがつかない、修理すると言われていた傷がそのままだ…など、想定外のクレームが飛び込んでくることになり、その対応にも追われてしまいます。

いずれにしても繁忙期は、量・質ともにストレスが溜まりやすい「対人」の管理業務が増える時期だといえます。

繁忙期に向けて退職者を増やさないために、何ができるでしょうか?

金井:繁忙期に著しい業務のピークをつくらないよう、業務をできるだけ効率化しておく工夫が求められます。やはり一番のネックになるのは「入居者対応」ですから、これを専門のコールセンターなど、外部にアウトソーシングできれば、繁忙期の負担はかなり緩和するのではないかと思います。

ただ、一口にコールセンターと言っても、提供会社や料金プランによってサービス内容はさまざまです。たとえば、入居者からの電話を一次的に受けつけて、あとはすべて管理会社に戻すタイプのサービスを利用すると、“最初の電話を受けないだけ”で、結局ほぼすべての後工程を社員がやることになり、時間的な猶予は得ることができますが、根本的な忙しさは解消しません。

その点、案件を「解決までサポート」してくれるようなコールセンターであれば、修理手配からクレーム対応、解約受付など、入居者対応業務の大部分を代行してもらえるため、社員が対応すべき案件の数そのものが減ります。管理会社は基本的に進捗管理がメインになり、特別なケースだけに対応すればいいことになりますので、繁忙期で対応件数が2倍、3倍と増えてしまっても、社員の負担は2倍、3倍には膨らまないはずです。

御社の「プロコール24」も、案件解決をサポートするコールセンターですね。

金井:手前味噌になりますが、そうですね笑。

ですが、このかたちのコールセンターでなければ、真に「賃貸管理業務のお手伝い」「繁忙期の離職リスクの低減」はできないと考えています。
実際に、プロコール24をご利用の企業様からも「おかげで社員が辞めずに済んだ」「人数に不安があったが乗り切れた」といったお声をいただけています。

コールセンターの利用で、仕事の質だけでなく社員の定着率も変えられるのですね。

金井:繁忙期だからしかたがない、根性で乗り切るというワークスタイルは、もう通用しない時代です。物理的に繁忙期を乗り切れる仕組みをしっかりと導入することで、社員にも納得感が生まれ、多少忙しい時があっても気持ちよく働いてもらえるのではないでしょうか。

また、入居者対応をアウトソーシングすると、通常時に時間のゆとりが生まれ、社員のオンとオフのワークライフバランスもよいものになるでしょうし、空室対策や管理受託営業など、上級の業務にも手を出せるようになります。

“生産的”な業務に取り組めると、社員も自分の担当している仕事にやりがいを感じられるようになるものです。会社としては、社員の定着、モチベーションの向上、そして売上の拡大と、「入居者対応業務のアウトソーシング」という枠だけに留まらない、大きなメリットを得られるはずです。

これから迎える繁忙期は、意識して取り組めば、「これはIT化できる」「これは外注できる」と、業務効率化のポイントをいくつも見つけられる期間です。貴重な人材を逃さないためにも、ぜひ日々の業務の改善、そして繁忙期対策に取り組んでいただければと思います。

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